ブックタイトルかわさき市政だより

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概要

かわさき市政だより

「かわさきパラムーブメント」 東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開催を契機に、私たちの意識や社会環境のバリアを取り除き、誰もが自分らしく暮らし、社会参加ができる地域づくりを目指して、市民の皆さんと一緒に取り組む運動のことです。スポーツイベントのボランティア募集バリアフリー化への推進など〈取り組み事例〉障害の有無にかかわらず参加できるイベントの開催 市では、「かわさきパラムーブメント」をコンセプトに、誰もが輝けるまちを目指して取り組んでいます。市民文化局オリンピック・パラリンピック推進室? 200-2347 200-3599川崎発のプロジェクトやイベントの情報、東京2020オリンピック・パラリンピック大会や英国事前キャンプ受け入れ関連情報など、詳細は特設HPへ10歳の時に交通事故で左脚膝下3分の2を切断。29年5月にテニスから陸上競技に転身。大学ではスポーツ健康学を専攻。市内在住〈等々力陸上競技場にて〉CHIE YAMASHITAやました ちえかわさきパラムーブメントが目指すものかわさきパラムーブメント検索――昨年から本格的に陸上競技(100m走)を始めたきっかけは 事故に遭う前から運動が大好きで、義足になってからも、ずっとテニスを続けていました。両親も病院の先生も「できないことはない。やったほうがいい」と言ってくれました。昨年、大学の授業で競技用義足と出合い、走り始めてからは、毎日が楽しくて。子どもの頃、リレーの選手になったときに、すごく気持ち良かったことを思い出しました。――走ることにかける思いを聞かせてください 目標はもちろん2020年の東京パラリンピック。その前に大会で実績を残していかないと。短距離走は数秒で決まる本番一発勝負です。そこで自分が結果を出せるのか。今からワクワクしています。 義足体験イベントに出るとよく感じるのですが、子どもたちは「なんで脚を切ったの?」「良かったことは?悪かったことは?」と遠慮なく聞いてきます。一方で、大人からは「私たちに手伝えることはありますか」と言われます。でも、私に関していえば、できないことはほとんどありません。だから何よりも、心の壁をつくらないでほしいと思うんです。障害のある人もない人も、パラリンピックを、スポーツを、ただ一緒に楽しんでほしい。バリアを楽しさで取っていきたい。そう思いながら、いつも全力で走っています。一番大切なのは、心の壁をつくらないこと学生ランナー 山下 千絵かわさきパラムーブメント特集インタビュー044-200-3939 市政に関するお問い合わせ、ご意見、ご相談はサンキューコールかわさき8時~21時(年中無休)200-3900人口:150万5,357人(前年同月比13,780人増) 世帯数:71万7,241世帯川崎市のデータ(平成30年1月1日現在)2018JANUARY川崎市 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1?044-200-2111(代表)総務企画局シティプロモーション推進室?044-200-2287 044-200-3915発行編集2018( 平成30)年 1 月21 日号 No.1177121