ブックタイトルかわさき市政だより

ページ
2/22

このページは かわさき市政だより 2017年6月1日号 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

かわさき市政だより

・川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団・2つの音楽大学(昭和音楽大学、洗足学園音楽大学)・4つの市民オーケストラと100を超える市民合唱団・アジア交流音楽祭、かわさきジャズなど多数の音楽イベント・全米ナンバーワンヒットに輝いた唯一の日本人歌手、坂本九さんなど著名な音楽家を数多く輩出・10月に新たなホール、スポーツ・文化総合センターがオープン 市はまちの魅力向上と活性化のため「音楽のまちづくり」を進めています。今回は市内で音楽を楽しむ人や音楽で盛り上がるまちの様子を特集します。市民文化局市民文化振興室 ?200-2030、200 - 3248ミューザ川崎シンフォニーホール 平成16年に同ホールが開館したことをきっかけに、「音楽のまち・かわさき」の取り組みは始まりました。国内外の著名なオーケストラも公演するホールは、客席が中央のステージを360度取り囲むヴィンヤード(ブドウ畑)形式になっているため、どこに座っても美しい音響と臨場感が楽しめます。また、音楽を通じたまちづくりに関するさまざまな活動が評価され、地域創造大賞(総務大臣賞)を市内で初めて受賞するなど、「音楽のまち・かわさき」のシンボルとなっています。c坂本九音楽事務所つなげる、つながる川崎にある、すごい「音楽」音楽への関わり方はいろいろ。それぞれの形で音楽を楽しむ2人に話を聞きました。 主に市内で音楽イベントの開催支援を行っています。マイク1本の貸し出しから総合プロデュースまで、活動内容はさまざまですが、音楽を通じたまちづくりは私自身がずっとやりたかったことで、その現場を支えていくのが私の役割だという強い思いを持って日々活動しています。 多くのイベントに関わる中で感じるのは、音楽には「人と人をつなぐ力」があるということです。川崎では出身地の異なるさまざまな人が暮らしていますが、住民同士のコミュニケーションを深めるツールとして真っ先に思い浮かぶのが音楽です。以前開催したイベントでは、座席の配置などを工夫し、見知らぬ人同士が今聴いた音楽について語り合えるようにしてみたのですが、共通の音楽を聴いて生まれるささいな会話から、人の輪がつながっていくのを感じました。 今後もできるだけ多くの人に良い音楽を届けるとともに、「演奏したい」と思う人がステージに立てるチャンスもたくさんつくっていけたらと思っています。 歌うことが大好きなので、合唱団員募集のチラシを見て、参加することを決めました。1人での参加だったので最初は不安もありましたが、指導をしてくれる先生が技術面から歌詞の意味まで丁寧に教えてくれたので、毎回練習に行くのが楽しみになりました。 合唱の醍だい醐ご味みは、やはりハーモニー。1人で歌うのとは違った気持ち良さがあります。ドイツ語の歌詞を覚えるのは大変でしたが、通勤の途中でも曲を聴き、家でも料理をしながら口ずさみ、普段の生活とは異なる充実感を得ることができました。またアマチュアではなかなか立つことができないミューザの大舞台で歌えたことも素晴らしい経験になりました。日常では接することの少ない、異なる職業や年代の人と仲良くなれたことも大きな財産です。合唱経験はなくても参加できるので、気負わずチャレンジすれば、きっと新しい世界や仲間が広がります。音楽の力で、   もっと人の輪をつなげたい一歩踏み出せば、     新しい出会いがある約260人の歌声が響き合うアジア交流音楽祭かわさきジャズ坂本九さん年間約400本のイベントを支援フェスタサマーミューザ開催決定!詳細は4面へ音楽のあるまち2016かわさき市民第九コンサート参加者海野 里菜さん合唱未経験での参加。音楽は「うれしいときも悲しいときも、なくてはならないもの」NPO法人カワサキミュージックキャスト理事長反町 充宏さん学生時代に無料コンサートを成功させた経験から舞台裏の魅力にのめり込む。音楽は「人生そのもの」1Part詳細は4面へ合唱団員を募集します豊かな音楽文カルチャー化02 かわさき市政だより全市版2017( 平成29)年 6 月1 日号 No.1162