ブックタイトルかわさき市政だより

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概要

かわさき市政だより

02 かわさき市政だより全市版2016( 平成28)年 12 月1 日号 No.1150食を支える 「川崎の食」を支え、生産者と市民を結ぶ「卸おろしうりしじょう売市場」。今回は年間取引額が569億円を超える「中央卸売市場北部市場」の水産物部門に密着。北部市場?975-2211、975-2242▲ 日の出前。さまざまな品物であふれかえる場内▲ 市場で働く人々。「真剣な仕事」と「絶えない笑顔」市取引の流れ▲ 深夜から始まる搬入は この時間にピークを迎える▲マグロは冷気が立ち込める 低温のせり場へ▲ せりを仕切るのは30年以上 「魚一筋」、熟練のせり人▲ 買い付けた魚は鮮度が落ちない ように素早くさばかれる▲ 仲卸の目利きを信頼して 遠方から買いに来る買出人2: 00 5: 00 5: 40 6: 30 8: 00▲ マグロなど水産物は、首都圏有数の取扱量を誇る場の朝は早い。いや、市場は真夜中から動いている。日付が変わって間もないころ、多種多様な魚たちが続々と市場の門をくぐる。北部市場は、1日に100トン以上の水産物が全国から集まってくる首都圏でも有数の流通の拠点である。売業者は、生産者から届けられた水産物などの品物を、仲卸業者などに販売する。品物は、季節や気候によって値段が大きく変わる。その適正な価格を決めるため、卸売業者と仲卸業者、売買参加者が集まり行われるのが、「せり取引」だ。朝5時半すぎから行われるせりでは、熟練のせり人による独特の掛け声と買い手の手やり(価格を指で示す)によって、スピーディーに取引される。市場での取引は人と人。そのスタイルは昔から変わらない。卸