ブックタイトルかわさき市政だより

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概要

かわさき市政だより

人口:148万4,808人(前年同月比14,441人増) 世帯数:70万842世帯044-200-3939 川崎市のデータ(平成28年5月1日現在) 市政に関するお問い合わせ、ご意見、ご相談はサンキューコールかわさき8時?21時(年中無休)200-3900521神社・仏閣、宮殿などの銅板屋根工事の匠たくみ。迎賓館赤坂離宮、鶴岡八幡宮など有名建築物の改修に携わり、市内では、大戸神社(中原区)や安楽寺(中原区)などを手掛けた。マイスターとして、市内のイベントなどにも参加。多摩区在住。工房関戸代表取締役若い頃から、道具にはこだわる。月給が7千円の時代に、1万円以上で購入したはさみも 「叔父の板金屋が遊び場で、幼稚園の頃から将来を決めていた」という関戸さん。中学卒業後すぐに弟子入りした。『これからは職人も図面が読めないと』という叔母の勧めで定時制高校に通うが、仕事と学業の両立は簡単ではなかった。兄弟子たちの手前、かなり厳しく指導され、朝から晩まで、盆と正月以外休みなく働く日々に、家に逃げ帰ったこともあるという。それでも周りの人たちに支えられ、何とか頑張れた。 年に数回ある神社・仏閣の仕事に携わり、その技術に魅せられ、神社・仏閣専門の会社に入社する。そこでの初仕事が迎賓館。技術部長に腕を認められ、技術・技法をたたき込まれた。 25歳で独立してからは、数年かけて一人で一つの神社などの屋根を修復することもあるという。「見えない部分も含め、納得できる仕事をする」のが信条だ。「自分で自分をごまかしたら、後で見に行く時に楽しめないから」と穏やかな表情の中に強い情熱がのぞいた。関せきど戸秀ひでみ美さん※平成27年国勢調査速報値を基にした推計値です神社などの銅板工事を手掛けられる職人は、全国的にみても数少ない。多摩区にある「光明院」の屋根は、銅板葺ふきから鬼瓦まで全て関戸さんが手掛けたたたきにより締められた、銅板のつややかな曲線が美しい神社寺院銅板屋根工事平成13年度認定マイスター2016MAY川崎市 〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1?044-200-2111(代表)総務企画局シティプロモーション推進室?044-200-2287、044-200-3915発行編集2016( 平成28)年 5 月21 日号 No.1137情熱が支える   ものづくり28年度かわさきマイスター募集(5月27日締め切り) 市では極めて優れた技術・技能を持つ職人などを「かわさきマイスター」として認定しています。 マイスターは学校やイベントでの講演・実技指導・技能紹介、後継者の育成などを行っています。 多忙な仕事の傍らに、素晴らしい技術の継承・振興・発展に向けて活動している彼らが「かわさきのものづくり」を支えています。最高峰の匠「かわさきマイスター」経済労働局労働雇用部 ?200- 2242、200- 3598かわさきマイスター検索