ブックタイトルかわさき市政だより

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概要

かわさき市政だより

02か全市版わさき市政だより2016(平成28 )年5月1日号No.1136動物と暮らす市では「いのちを“まなぶ”“つなぐ”“まもる”」をキーワードに、人と動物が共に生きる地域社会の実現に向けた『ひと・どうぶつMIRAIプロジェクト』を展開しています。今回は「いのちを“つなぐ”」取り組みを中心に紹介します。健康福祉局生活衛生課? 200-2447、200-3927動物愛護センターに収容され、その後、藤原さん家族と一緒に暮らす柴犬の大豆(だいず)。センターにいたときのこと、そして今の暮らしを、大豆を取り巻く人たちに聞きました。ずっと一緒に暮らしていきます。この子は我が家の宝物。藤原さん家族昨年6月、宮前区に住む藤原さん夫妻は、動物愛護センターから1頭の柴犬を迎え入れました。その名は“大豆”くん。「我が家の宝物」と愛情をいっぱい注いでくれる浩太さんと玲子さんに、いろいろな場所に連れて行ってもらうなど、元気いっぱいに育っています。最初に二人が動物愛護センターを訪れた際には、希望条件や家庭環境をセンターの職員に伝えて帰宅。その後センターから連絡が入り、大豆と対面しました。トライアル(体験期間)を経て、正式に譲り受けることを決定。「センターでは、犬と受け入れ家庭の相性をとても考えていると感じました。私たちもそうでしたが、初めて動物を飼う場合、センターに相談すると良いかもしれませんね」と浩太さん。トライアル時にはグッズなども貸し出してもらって、大豆を迎え入れる環境を整えやすく、譲り受ける際にもアドバイスをもらえました。「心配事があったらいつでも連絡してくださいと言われてとても安心できました」とお二人。今や、家族同然となった大豆と夫妻。温かい絆が日々、強くなっているようでした。これからも良い縁をつなげたい。動物たちの幸せのために、動物愛護センター相原職員大豆は、幼稚園に迷い込んだところを警察に保護され、動物愛護センターに収容された犬です。きれいな首輪を付けていたため、すぐに飼い主が見つかるだろうと思っていましたが、本来の飼い主を探す公示期間を過ぎても申し出がなく、譲渡先を探すことになりました。「柴犬は独立心が旺盛で、タフな犬種。運動要求量がとても多いので、藤原さんの家庭が向いていると思い、ご連絡しました」と、相原職員は振りかえります。1カ月後の自宅訪問で、再び大豆と対面。「センターでは他の犬とほえ合うこともあったのに、安心したのか穏やかに見えました。ひと回りふっくらして幸せそうでした」とホッとしたそうです。収容された動物が元の飼い主の元に戻れない場合は、1日も早く新しい家庭を見つけてあげたいと、センターでは奮闘しています。名前:大豆(オス)年齢:推定3歳名前の由来:動物愛護センターで「だいちゃん」と呼ばれていたからお散歩ボランティア渡辺さん渡辺昭代さんは、川崎市で散歩ボランティアを始めて約5年。大豆が動物愛護センターにいたときにも散歩を手伝っていました。「大豆は『待て』と言ったら理解できる、良くしつけされていた犬でした。散歩して外の空気を吸い、さまざまな匂いを嗅ぐことは、犬にとってストレスを減らすことにつながります。飼い主さんは、犬の様子を見ながら、ちゃんと散歩してあげてくださいね」新しい飼い主さんを募集中!動物愛護センターでは多くの犬や猫が新しい飼い主を待っています。「動物を飼いたい」と思っている人は『動物愛護センターから譲り受ける』ということも考えてみてください。飼い主になるには、さまざまな条件があります。まずは動物愛護センターにご連絡ください。読者アンケート図書カードを5人に進呈(抽選)(1,000円券)5月31日(必着)までに、?読んだ号?氏名?住所?年齢?よかった記事とその理由?よくなかった記事とその理由を記入し、ハガキ、FAX、市ホームページで〒210-8577総務企画局シティプロモーション推進室200-3915