ブックタイトルかわさき市政だより

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概要

かわさき市政だより

02か全市版わさき市政だより2016年(平成28年) 1月1日号No.1128Sportsパラリンピックでメダルを目指す!車いす同士が激しくぶつかり合うタックルや、高度な戦略性が見どころのウィルチェアーラグビーは、2000年のシドニーパラリンピックから公式種目に。今年のリオデジャネイロパラリンピックでもメダルが期待されている注目の競技です。山口選手(中原区在住)は、インチョン2014アジアパラ競技大会で金メダルを獲得。昨年11月に行われた国際大会でも優勝するなど、活躍を続けています。「ライバルたちとのスタメン争いは激しいですが、そこに食らいついていきたい」という山口選手。投資信託会社で働きながら、日本代表の強化合宿や海外遠征などで忙しい生活を送っていますが、その合間を縫って、ウィルチェアーラグビーの体験会を行うなど、普及活動にも力を入れています。「子どもたちの声援は、選手にとって本当にありがたい。こういう場を通じて、競技に興味を持ってもらい、大会に応援に来てもらえるとうれしいですね」と話してくれました。ウィルチェアーラグビー日本代表強化指定選手・山口貴久さん(撮影者:阿部謙一郎氏)昨年11月の体験会には多くの子どもたちが参加新しい社会をつくるかわさきパラScienceすべての人に動く喜びを2020年東京オリンピック・パラリンピックに新しい社会をつくる運動「かわ取り組んでいます。今回は、そんなパラムーブ総合企画局企画調整課競技用義足の開発に取り組む遠藤さんは、等々力陸上競技場で義足を使った選手の育成を行っています。「走る動作は個人差が大きい。一人一人の走り方にマッチさせることが大切」。それを確認できる同競技場は、この研究にとって大切な場所になっています。「障害者に対して、どう接していいか分からないという人が多い」という遠藤さんが目指しているのは、自身が開発した義足で世界最速のアスリートを生み出すこと。「パラリンピックは大きな祭典。義足を履いた選手がオリンピックの優勝者よりも早く走る姿を見てもらうことで、皆が考えるきっかけになれば」と話してくれました。(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所研究員・(株)Xiborg(サイボーグ)代表取締役社長遠藤謙さんMovie映画で感動を分かち「KAWASAKIしんゆり映画祭」では、1997年の第3回からボランティアにより副音声が制作されています。副音声とは、主に視覚障害者のためにセリフのない部分で場面の様子を解説するナレーションのこと。「映画の元の形を壊さないよう、表現に細心の注意を払っています。台本作りに数週間、それを全員で時間をかけて直していきます」という滝沢さん。副音声以外にも、バリアフリー上映時の送迎や受付など、さまざまな活動を行っているボランティアの皆さん。そんな苦労が報われるのはお客様から感想を聞いたり、分かりやすかったよと声をかけてもらったりする時。「同じ時に同じ場所で、同じ感動を分かち合いたい」と抱負を語ってくれました。同競技場ではパラアスリートによる男子100mが開催(セイコーゴールデングランプリ陸上2015川崎)開発中の義足バリアフリーシアター制作チーム滝沢春江さん「かわさき市政だより」21日号は、新聞折り込みで配布の他、市公共施設、市内の一部の駅・金融機関・スーパー・コンビニなどで配布しています